WEBエンジニアの仕事は将来性がない、という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。確かに、AWSのようにコーディングが不要なサービスが台頭したり、AIにプログラミングの仕事を奪われたりといった心配もあります。WEBの世界ではトレンドの変遷が早く、ついていけないのではないかといった不安もあるでしょう。
しかし、WEBエンジニアの需要は低下するどころかますます増加しているのが現状です。
WEBエンジニアの需要が特に高いのはスマホアプリの分野です。Androidで動作するJavaやiOSで動作するObjective-C、Swiftといった言語に精通するエンジニアはまだ少なく、その一方で需要は大きく伸びているため売り手市場に近い状況にあります。
また、AIのエンジニアもまだまだ不足しています。このように、需要に対して供給が追い付いていない希少な分野の技術を持っているWEBエンジニアは、まさに引く手あまたの状態にあるのです。
WEBの世界では分業化が進んでいるため、何か一つ強みを持った人が重宝される傾向にあります。あれもこれもというよりは、何かに突出した実力を持っている人が有利です。希少性が高くニーズのある技能を持った人なら、転職で有利なのはもちろんフリーランスで活躍することも夢ではないでしょう。
ただ、1つの技術を習得したからといって満足するのではなく、そのうえにさらに新しい技能を追加していくことも大切です。例えばFinTechやIoT、ディープラーニングなどトレンドとなっている技術があれば鬼に金棒です。