WEB系はPHPとPerlを学ぶのがベター

WEB系のエンジニアやプログラマを目指している人は、PHPとPerlを勉強しておくといいでしょう。なぜならPHPとPerlはWEB系プログラミング言語の中でも非常にスタンダードで、役立つ場面が多いからです。
まずPHPは90年代に誕生し、多くのWEBサイトに導入されるようになりました。その後WordPress (PHP で動く人気コンテンツ管理システム)の普及で、世界のWEBサイトの約4割にまでシェアが拡大したのです。
PHPは広く使われているため、学んでおくと仕事に困りにくいと言われています。しかも比較的習得しやすく、プログラミング未経験の人に向いているのです。WEB業界で活躍したいのであれば、PHPはまず最初に習得しておきたいプログラミング言語だと言えます。(※ちなみに、PHPを効率的に習得するための学習法はいくつかあります)

一方、Perlは80年代に誕生したプログラミング言語で、非常に歴史があり、多くのソフトウェアやWEBサービスの開発に利用されてきました。
しかし、新しいWEB製品に使われることは年々少なくなっており、「Perlは今あえて学ぶ必要はない」と言う人もIT業界には少なくありません。
ただ実際にはPerlを使える人はずっと求められています。
理由としては、Perlを使ったソフトウェアやWEBサービスは非常に多く、保守や改修のために人材が必要なのです。あえてプログラミング言語から作り変えるのは大変であり、Perlは比較的古い存在ですが決して使いにくいわけではないというのも理由の1つになっています。プログラミングの世界は移り変わりが早いため、変わらず必要とされるものを押さえておくことは賢い考え方です。
長く使われている人気のPHP、需要が途切れないPerl、どちらも学んでおくことで、手堅くWEB系の現場において活躍していけることでしょう。